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三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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映画に本に、見てばっか。

『山ん中の師見朋成雄』舞城王太郎
すんげータイトルだけど、まあそのまんま、師見朋成雄が山ん中でいろんな事に巻き込まれるって話。
カニバリズムを自然にスっともって来て、すっと否定するあたり、さすがは舞城王太郎って感じ。ああ、すごい、すごいっす。もう彼の作品ばかりは、絶対的に映像化不可です。あたしは本の映像化けっこう好きな方ですけど、これはやらないでほしいむしろ。「本」だからこその表現が、不可欠だからです。
あ、でも意外と映像化しやすいなーって思うのは、描写が、とても想像しやすくなっているところ、なんである。想像したくない描写もとっても多いんだけどね。

『魍魎の匣』
これは・・・衝撃的な作品でした。何が衝撃的って、もう俳優宮藤官九郎の存在そのもの。
少女バラバラ殺人、戦争の後遺症、極秘に進む人体実験・・・それらが複雑に絡み合うっていう典型的なサスペンスにも関わらず、この、ちょっとウケを狙った感じは、なんだったんだろう。っていう疑問は解消されぬまま。
大人計画所属の俳優たくさん出てくるし。なんで?
でもやっぱり思うけど、谷村美月ちゃん、かわいいっす。

『コニー・カーラ』
えっと、マフィアに狙われた売れない歌手のコニー&カーラが、遠くの地ロサンゼルスのゲイバーでショーを始めたら大成功!女二人が男のフリをして身を隠すうちに、ゲイとの友情を深めたり、ゲイとして名前が売れ始めたり。
これはですね、もうただただ楽しい気分になりたい人には超おすすめです。
コニー&カーラのショーのシーンは楽しいし、なによりコニー&カーラがバカすぎてウケるし、勧善懲悪な結末だし。

『キンキー・ブーツ』
売り上げの落ちた靴工場の後を次いだ息子が、新しいマーケットとして、ドラッグクイーンに合うブーツ作りに乗り出す、という話。
ドラッグクイーン役の黒人男性がまじ格好良すぎですが、話の内容は、まあなにかが足りない・・・って感じだったかな。でも見た目ですごく楽しめる映画。工場好きの人にはたまらないのでは?
赤はセックスの色らしいです。ブーツは男性器と女性器の具現化?らしいです。
ごめんなさい、なんとなくは分かる気もするけど、よくわかりませんでした。

今週土曜公開の『スウィーニー・トッド』は必見。
ってゆうかそれよりなにより『人のセックスを笑うな』がどうしても見たいんですけど、なんで沖縄でやらない?遅れてやるの?やってくれるの?
絶対劇場で見たいんだけど、なんかあんま期待出来ないので、もうこれは早くお金稼いでホームシアターを作るしかなさそうだ。
あと桜坂で上映中の『厨房で会いましょう』も早くみたいんだけど、なんか雨ばっかで那覇までたどり着けないす。
by kutuganaru | 2008-01-18 03:18