三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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こたつdeみかん

なにしろ小説を書くときには、なるべく直截な説明というものをしたくない。「悲しかったです」と書くかわりに、「空がとても青くて、ジェット機も飛んでいて、私はバナナパフェが食べたかった」などと書いてしまうのが、小説である(たぶん)。

           ー川上弘美『ゆっくりとさよならをとなえる』
                      「猫のゆりかご」よりー

『間宮兄弟』という映画を見る。
間宮兄弟という、仲良しの兄弟の話である。
兄を佐々木蔵之介が、弟を塚地なんとか(ドランクドラゴン)が、演じていた。

同じ劇場でやっている『ハチミツとクローバー』と、どちらを見るかで、かなり迷ったのだが、ストーリーを読み、役者を見、最後に監督を見たところで、決めた。
『間宮兄弟』の監督は、森田芳光だった。
森田監督の作品は、全て見ているわけではもちろんないが、今のところ、失敗が一つも無いのである。
とてもおもしろいか、それともそれなりにおもしろいか、どちらかなのだ。
例えば『阿修羅のごとく』『39』などは、とてもおもしろかった。
『模倣犯』については、それなりに面白かった。

先述の、川上弘美さんの持論に基づいて小説風に書いてみると

お正月に、外は雪が降っていて、テレビはどれも特番ばかりで退屈で、ストーブの上で焼いた餅のおしること廊下で冷やしておいたみかんを、家族揃ってあたたかいこたつの中で食べたくなる

映画であった。
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by kutuganaru | 2006-08-11 23:05