三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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お葬式

そういえば、そういうタイトルの映画を見た事があります。
巨匠伊丹十三の作品です。
てんやわんや、悲しみなんてどこへやら。
主役の事を考えている人なんているのか?
そんな映画で。
お葬式って、そういうものなのかなあって、思ったり。
だって、ただ悲しむだけで、何もする事がないと、どうしようもなくなっちゃうじゃん?
忙しく動いて、無駄な事考えて、どうにか気を紛らわすための行事なんだなあ、って、改めて思いました。
さすが巨匠はそんなことわかってたのか。

中島らもの「寝ずの番」という小説を読んで。
こちらは落語家のお葬式に、弟子達が寝ないで師匠の話をしまくる。
たくさんお酒飲んで、酔っぱらっちゃって、飛んでもないことを言ったりやったり、する。
でもどれも師匠に関わることで。
ああいう場でしか出来ない事で。
お葬式って、きっとそういうものなのかなあって、思ったり。

じいちゃんのお葬式の夜は、昔昔のアルバムを引っ張りだして来て、誰も知らない、じいちゃんの若かりしころを想像して。
その場にいたみんなが、「あたしってこんなにじいちゃんばあちゃんにかわいがられてたんだなあ」って、満足して。
いっぱいいっぱい、笑って、話して。
人のいないところでちょっぴり泣いて。

お葬式って、きっとこういうものなんだって、思ったり。
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by kutuganaru | 2006-06-29 18:09