ニシノユキヒコの恋と冒険
2005年 12月 29日
私の大好きな川上弘美さんの、中でもかなり好きな、恋愛小説です。
ニシノさんにまつわる女性を主人公にした短編集です。
ニシノさんは、とりとめがなく、セクシーで、本気で私を好きにならない。
私を本気にさせておいて、決して私に、本気にはならない。
電話口で「君を抱きたい」とかささやくくせに、そんなこと思ってない。
でも、それをわかってて、一番悲しい思いをしているのは、ニシノさん自身なのである。
ニシノさんは、悲しく、さびしく、かわいそうであり、いとしい人なのだ。
女なら、彼を放ってはおけないだろう。
一度は彼に恋をし、そしてあるとき、彼から去ってゆくのだ。
ニシノさんとは、そういう人なのである。
かくゆう私も、例外ではなく、やはり彼に、恋をしていました。
私もいつか、彼から、離れてしまうのでしょうか?
自分の悲しさに耐え切れず、私よりも悲しく切ない思いをしている彼から、離れてしまうのでしょうか。
でも、わたしはニシノさんと恋愛をするとしたら、本気じゃない、本気の恋を、したいと思います。
彼のために、せいいっぱいおしゃれをし、うそをつきます。
ま、ニシノさんに出会えたら、の話だけどね。
はあ、もう一回読みたいなぁ~
ニシノさんにまつわる女性を主人公にした短編集です。
ニシノさんは、とりとめがなく、セクシーで、本気で私を好きにならない。
私を本気にさせておいて、決して私に、本気にはならない。
電話口で「君を抱きたい」とかささやくくせに、そんなこと思ってない。
でも、それをわかってて、一番悲しい思いをしているのは、ニシノさん自身なのである。
ニシノさんは、悲しく、さびしく、かわいそうであり、いとしい人なのだ。
女なら、彼を放ってはおけないだろう。
一度は彼に恋をし、そしてあるとき、彼から去ってゆくのだ。
ニシノさんとは、そういう人なのである。
かくゆう私も、例外ではなく、やはり彼に、恋をしていました。
私もいつか、彼から、離れてしまうのでしょうか?
自分の悲しさに耐え切れず、私よりも悲しく切ない思いをしている彼から、離れてしまうのでしょうか。
でも、わたしはニシノさんと恋愛をするとしたら、本気じゃない、本気の恋を、したいと思います。
彼のために、せいいっぱいおしゃれをし、うそをつきます。
ま、ニシノさんに出会えたら、の話だけどね。
はあ、もう一回読みたいなぁ~
by kutuganaru
| 2005-12-29 00:47