三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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お葬式

そういえば、そういうタイトルの映画を見た事があります。
巨匠伊丹十三の作品です。
てんやわんや、悲しみなんてどこへやら。
主役の事を考えている人なんているのか?
そんな映画で。
お葬式って、そういうものなのかなあって、思ったり。
だって、ただ悲しむだけで、何もする事がないと、どうしようもなくなっちゃうじゃん?
忙しく動いて、無駄な事考えて、どうにか気を紛らわすための行事なんだなあ、って、改めて思いました。
さすが巨匠はそんなことわかってたのか。

中島らもの「寝ずの番」という小説を読んで。
こちらは落語家のお葬式に、弟子達が寝ないで師匠の話をしまくる。
たくさんお酒飲んで、酔っぱらっちゃって、飛んでもないことを言ったりやったり、する。
でもどれも師匠に関わることで。
ああいう場でしか出来ない事で。
お葬式って、きっとそういうものなのかなあって、思ったり。

じいちゃんのお葬式の夜は、昔昔のアルバムを引っ張りだして来て、誰も知らない、じいちゃんの若かりしころを想像して。
その場にいたみんなが、「あたしってこんなにじいちゃんばあちゃんにかわいがられてたんだなあ」って、満足して。
いっぱいいっぱい、笑って、話して。
人のいないところでちょっぴり泣いて。

お葬式って、きっとこういうものなんだって、思ったり。
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by kutuganaru | 2006-06-29 18:09

お葬式。

おじいちゃんの、お葬式でした。
90歳での、大往生でした。

慰霊の日の、前日、6月22日に、旅立ちました。
手を合わせる日が、一日増えました。

たくさんたくさん、書きたい事があって、でも、今日はそんな元気ないので、またの機会にしようと思います。

おじいちゃん、ありがとうね。
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by kutuganaru | 2006-06-28 21:35
もう少し大きくなった女の子は、
「これで、いいのかなあ」
と、ぼんやり考えるようになりました。
何でも諦めてしまう事を覚えた女の子は、何かを頑張ったり、感情が昂って涙を流したりする事が、とても少なくなってしまったのでした。
それだけではありません。
何かに対して、腹を立てたり、怒ったりし過ぎると、お友達が遠ざかってしまうような気がして、いつでもその事を気にしながら、お友達に接するようになってしまいましたし、小さいときに傷つけたお母さんや、その他何人かの人が、自分におびえているように見えたりするのです。
お母さんは、いつも本当の事を言ってくれないような気がするし(例えば、太ったね、とかそういう小さい事ですが)、せっかく出来た恋人は、女の子の中身を知って、離れて行ってしまいました。
「それもこれも、全部自分が悪い」
女の子は、自分を責め、また、諦めてしまいます。
それと同時に、ぼんやりと、こうも思うのです。
例えば、
「私って、傲慢だなあ」
とか、
「今、仲良くしてくれているお友達に、悪いなあ」
とか、そういうふうに、ぼんやり、考えるのです。
女の子は、何が正しいのか、どうすればいいのか、よく、分かりません。
でも、誰も教えてくれません。
こんな重たい事をお友達に話しても、困ってしまうだけのような気がするし、答えてくれるかもしれない、と思って話してみれば、その人は、離れて行ってしまうのですから。
そして、そんな事を考えた後に、また、こう思うのです。
「私って、傲慢なのかなあ。私って、本当は、幸せなのかなあ」
と、ぼんやり、思うのです。
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by kutuganaru | 2006-06-20 22:47
少し成長した女の子は
「これじゃ、いけないな。なんとかしなくちゃ」
と、思いました。家の中の家具や、お母さん、そして自分を守るためでもありましたが、もう一つ理由がありました。
女の子は、その荒い気性のせいか、お友達が極端に少なくなってしまったのです。
最初は、その事をあまり気にとめていなかった女の子は、一人で映画を見る楽しみを見つけました。
放課後、ビデオを借りて来ては、一人で色々な映画を見ました。
そして、「これじゃ、いけないな」と、思ったのです。
女の子は考えました。自分のプライドを傷つける事なく、自分の駄目なところを認める、いい方法はないだろうか。
そして、諦める事を、思い付いたのです。
「私は、ブスだから・・・」
「私は、凡人だから・・・」
「私は、頭が悪いから・・・」
そう思う事で、女の子は、とても楽に生きられるようになりました。
自分の言った事で、周りが笑うのを、とても嬉しく感じましたし、お友達が何かに成功したら、進んで祝ってあげることができました。
そして次第に、お友達がたくさん出来ました。
毎日楽しく、過ごす事が出来ました。
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by kutuganaru | 2006-06-20 22:20
あるところに、とてもプライドの高い女の子がいました。
女の子のプライドは、近所のおばさんが優しく微笑むだけで、バカにされたと思い、嫌な顔をして、お母さんの影に隠れてしまうくらい、高いものでした。
例えばあるとき、算数の分からない問題を、お母さんが簡単にといてしまうのを見て、簡単にへそを曲げてしまいます。
またあるときは、お友達が周りの人に褒められているのを見て、無言でその場を立ち去ってしまうのです。
女の子は、プライドが高いだけでなく、気性も荒かったので、周りの人も困ってしまうことがよくありました。
そのため、お友達の中にも、女の子をあまり良く思わない子も、少なくなかったのです。
女の子は、自分のプライドを傷つけないために、努力をしました。
テストで良い点が取れるよう、一生懸命授業を受けましたし、誰よりも多く空中坂上がりが出来るよう、放課後は毎日鉄棒の練習をしました。
しかし、計算外の事がいくつかありました。
いくら努力をしてもかなわないくらい、その分野に優れた才能を持った子は、どこにでもいましたし、なにより女の子は、怠け者だったのです。
怠け者の女の子は、努力をしても決して一番にはなれないのに、努力をする事が、嫌になってしまいました。
でも、努力をしないで、周りのみんなにどんどん抜かれて行く事は、女の子のプライドを傷つけてしまいます。
そうなると、女の子は周りの者や、周りの人に、当り散らすようになってしまうのです。
一番犠牲を受けたのは、女の子の家の家具たちと、お母さんでした。
女の子は、さんざん家具や、お母さんや、色々なものを傷つけました。そして、そうするたびに、女の子も、傷付きました。
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by kutuganaru | 2006-06-20 22:05

好きだ、

というタイトルの映画を見る。
出演者に惹かれたからである。
西島秀俊に、宮崎あおい、永作博美、瑛太。
何と、宮崎あおいの17年後が永作博美、西島秀俊の17年後が、瑛太である。
意外というか、とても、はまっていた。
どことなく、似ているのである。両者とも。
横顔や、空気感、影が、似ているのである。

出演者に惹かれたとは言え、その内容もなかなかのものだった。
好きだ、その一言が言えない二人。
行き違いや勘違い。
静かに流れる川。
ささやかに起こる、大きな異変。

青い、映画だった。
曇り空も、水門も、主人公ユウの家も、青みがかっていた。
そして、二人の関係は、それらどれよりも、青く、高い空のように、静かに流れる。

無駄な台詞は一切なく、風の音や、へたくそなギターの音、足音、鼻歌が、響く。

「うまくいかないとき、どうする?」

ある人物は、「目をつぶる。眼をつぶって一番好きな自分を、思い出す」と言い、
またある人物は「笑う」と答える。

私は、忘れちゃいます。
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by kutuganaru | 2006-06-16 17:30

たいとるなし。

食べたくなりません。

つい1週間前までは大好きだった、ジャンクフードも、白いご飯も。
お腹は、とっても減るのです。
空腹を満たすために、しかたなく、カロリーの無さそうなものを、細々と、食べるだけ。
ダイエットしたいのでも、ありません。
いや、ダイエットはしたいのだけれど、ダイエットのために、食べないようにしているわけではないのです。

カロリーの高いものを食べると、自分が今以上に汚くなって行くようで、耐えられないのです。
今以上、汚くなってしまったら、いったいどうなってしまうのでしょう。
それが、ただただ、怖いのです。



吐き気がする。
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by kutuganaru | 2006-06-10 15:45

びっくりする

どこにいても、誰といても、いつでも。

必要とされてない。

そのことに、びっくりする。

ただただ、びっくりするばかりだ。

かなしいとか、くやしいとか、そういう感じじゃなくて、ぽかんと、口をあけるように、ただ、びっくりするんだ。

言葉はいらないよ。
口先は、ごめんだ。

ただ、一人でいい。この世の中に一人でいい。
心の底から、愛して。

そんで、許して。
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by kutuganaru | 2006-06-09 23:10

なにもない

無だ。
なんにもない。
からっぽだ。

どうしよう。
低すぎるオレンジ色の月も、チョコレートのほのかな匂いも。

無だ。

どうしよう。
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by kutuganaru | 2006-06-07 02:04

嫌われ松子の一年

中谷美紀さんの、私の大好きな女優、中谷美紀さんの、日記エッセイです。

嫌われ松子の一生を撮影した、約2ヶ月の日々を、綴ったものでした。

中谷美紀さんが、あんなにキレイなお姉さん、中谷美紀が、意外と皮肉やだったり、自虐的だったり、毒が強かったり、おちゃめだったり、とにかく嬉しくなりました。

そして、中谷美紀の生活が、どれほど完璧なものであるか、中谷美紀が、どうしてあんなに美しいのか、分かりました。

ジャンクフードが嫌いで、撮影でたくさん食べなくちゃいけなくて苦労したとか。
休みの日は、ヨガで体を鍛えたり、無添加無着色のものしか口にしないようにしたり。
体重を50キロまで増やすために、普段食べない焼き肉を無理やり食べたりとか。
子役と仲良く昼食をとったりとか。
特殊メイクで赤く腫れ上がった肌を休めるために、エステに行って、贅沢コースを選んだりとか。

素敵過ぎます、中谷さん。

あ、でも内容は、今書いたような事は全部いわゆるサイドストーリーであって、本編は、中島哲也監督との、嫌味の言い合いなんですけどね。
そんな、きれいな声で、きれいな言葉で、あんな嫌味を絶えまなく吐けるなんて。

素敵過ぎます、中谷さん。
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by kutuganaru | 2006-06-02 23:39