三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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わかってる、わかってない。

この概念、考え方が、わたしに今まで、どれだけ、居心地の悪い思いをさせてきただろう。
答えは、計り知れない。

一体、何を根拠に、何をわかってて、何をわかっていないと、どういった基準で、何を見て、決定しているのだろうか。
それを考えると、わたしは、途方に暮れてしまう。

わかっていると評価されるのも、わかってないと評価されるのも、どちらもたまらなく居心地が悪い。
その瞬間、一目散にその場を駆け出してしまいたいくらいに。
あるいは、川上弘美さんの言葉を借りれば、その場で地面に横になり、ぐうぐう眠ってしまいたくなるくらいに。

使っている人を、非難したいのではない。

ただ、その何気ない言葉が、わたしを追い詰めているという事を、少しでもわかって欲しいのである。

どうして、こんなにおびえているのかと言えば、わたしが何かを伝えるという事を、極端に苦手としているからであろう。
言った言葉の真意が、とった行動の真意が、わたしの意図とは逆方向に突き進んで行ってしまう。
わたしには、そういうところがある。
そのため、誤解されやすいように、感じる。
誤解によって「わかってる」と評価されるのも、「わかっていない」と評価されるのも、どちらもごめんである。
と、言うのも、わたしは極度に人の目を気にし過ぎてしまう質なのである。
言いたい人には言わせておけば良い、という境地には、とうてい到達できない。

ようは、小心者なのだ。

ただやっぱり、わかってる、わかってない、と評価する、その基準は、一度聞いてみたいものである。
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by kutuganaru | 2006-05-13 15:30

ぽつぽつと

ぽつぽつと、しゃべる人になりたい。
マシンガントークで有名なだけあって、わたしは、ぽつぽつ、でなく、どどどどど、といった感じで、しゃべる。
それも、壊れかけの、マシンガンなのである。
つまり、うまく話せない。

例えばわたしが、『陽気なギャングが地球を回す』に登場する、響野のように、流れるような演説が出来たなら、そのような自分もまた、良いと思えたのかもしれないが。
わたしは、頭の中で話がまとまる前にしゃべり始めてしまうし、そのうえ、話しながら話がまとめられるほど、頭も良くないので、起承転結も、オチもめちゃくちゃ。聞いている方は、苦痛を感じるだろう。

例えばわたしが、美しい女優さんのように、きれいな声をしていれば、どんな内容の話でも、気持良くきけるのかもしれないが。
わたしの声は、ちょっとハスキーなだみ声と言ったところで、常に喉風邪を患っているみたいだし、変にカツゼツが良いため、聞いている人は、疲れてしまうに違いない。

それでも、わたしは話してしまう。

あるときは、沈黙を怖れて。
あるときは、自分の存在を誇示したくて。
あるときは、ただ、わかってほしくて。

しかし、頑張って話せば話すほど、何も伝わっていないことを、痛感してしまう。
早口でまくしたてればたてるほど、話題が尽きる事に、不安を覚えてしまう。
大声を張り上げれば張り上げるほど、誰もわたしに耳を傾けない事に、気付いてしまう。

だから、ぽつぽつ、例えば、降り始めの雨が、傘に当たる時の音のように、ぽつぽつと、しゃべる人になりたいのだ。
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by kutuganaru | 2006-05-08 18:49

ニライカナイからの手紙

沖縄の竹富島を舞台にした、一人の女の子の話です。
6歳のとき、母と別れて暮らす事になった風希は、竹富島でおじいと二人で過ごします。おじいは口べたで寡黙。しかし20歳までは風希を竹富島から出さないよう必死です。しかし、お父さんの残したカメラを手に、カメラマンを夢見る風希は、東京に家出同然で旅立ちます。身寄りのない東京で、風希は一人、歯を食いしばって頑張ります。

主演、蒼井優.母役が南果歩、その他沖縄の人も、たくさん出ているっぽいです(名字から推測)

色が、とてもきれいな映画でした。
竹富島がキレイなだけでなく、ところどころで使われる色が、とてもキレイでした。
他に、印象に残った点は、変な、沖縄弁でした。
特に、南果歩。映画の良い雰囲気が、一気に壊れてしまう感じでした。
南果歩、好きなのに・・・。
沖縄の方言は、やっぱり生まれ育った人しかしゃべれないって、事ですかねー
それにしても、変だった。

蒼井優ちゃんは、横顔のシルエットが、とても愛らしい人だと思います。
笑顔が素敵で、陽のオーラがにじみ出てて、自然体で、素敵な人です。ほんとに。
年下なのに、憧れちゃいます。
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by kutuganaru | 2006-05-01 21:37

神はサイコロを振らない

大石英司さんの、作品です。
ドラマ化されていたので、見てはいないんですが、文庫本を買って読みました。
奇跡の3日間、みたいな作品って、たくさんあると思うんです。
見てないけど、今会いにいきますとかも、そうでしょう?
わたし、この手の感動させる作品って、苦手なんです、実は。
この作品も、内容を知らないで買ってしまった感じです。
だけど、面白かったです。
なんだか、結局感動しちゃいました。

どういうところが、わたしに来たのかと言うと、やっぱり、様々な人々の、様々な別れが描かれ得ていた点ではないでしょうか?
一つのエピソードにちっとも共感出来ないとしても、いくつもあるエピソードの中には、一つくらい、共感したり、興奮したり、感動したり、出来ます。きっと。
そんな、話でした。
別れについて、考えてしまいました。

人前では(ある一定の人前は除きますが)めったに涙を流さないわたしですが、別れの現場に立ち会っては、涙が止まらなくなります。
誰の前であっても、決して止まらないのです。
あまり、前向きではないですね。

でも、神はサイコロを振らないのですから、その最後に、いつまでも涙を流すときがあっても、いいのではないか、と思っています。
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by kutuganaru | 2006-05-01 21:14