三十路女のくだらない日々。


by kutuganaru
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最後の忠臣蔵

先月、会社で狂ったように試写会に応募していました。
ええ、お察しのとおり、仕事が暇でヒマで。
webで簡単に応募できますからね、このご時世。
はがき書かなくてもいいんですもん。
そりゃあ、応募しますよね。
こちらのブログを書かせていただいているエキサイトさんにも、応募しました。

そしてこれが、案外あたるものなのですね。
立て続けに3本当たりまして。
その1発目がこれ。


「最後の忠臣蔵」
監督:杉田成道(北の国からシリーズ)
出演:役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ ほか

忠臣蔵とはあまりに有名な話であるが、
その歴史の影に隠れた、二名の赤穂浪士のお話。
一人は、忠臣蔵という事件を、赤穂浪士たちの遺族に伝えて回る役を仰せつかった男、寺坂吉右衛門。
そしてもう一人は、大石内蔵助の隠し子可音(かね)を守るよう仰せつかった男、瀬尾孫左衛門。
二人は無二の親友であったが、孫左衛門は討ち入り前夜に消えてしまう。
そして16年後。運命の糸に手繰り寄せられるように、再会する二人のお話…。

かと思いきや!
これは、内蔵助の隠し子可音と孫左衛門のお話でした。
佐藤浩市演じる吉右衛門はほんとに脇役程度しか出てこず…。
当初入れていた知識との違いに、あまり身が入らなかった。。無念。

しかし、桜庭ななみ演じる可音と、役所広司演じる孫左衛門のやりとりや、微妙な心情については、
よく描かれていました。
桜庭ななみって、あんまりいいと思ったことなかったけど、この作品でばけた!!と思いました。

可音は、赤ん坊の時に母親もなくし、孫左衛門に育てられることになる。
孫左衛門は、敬愛する内蔵助の子である可音を、とても丁寧に、忠義を尽くして育て上げる。
可音を無事、いいところに嫁がせたら、自分の使命はようやく終わる。
ある日、二人が人形浄瑠璃を鑑賞していると、そこに出くわした商家の息子が、可音に一目ぼれする。
しかし、可音は孫左衛門に惹かれているのだ。
嫁に行きたくないという可音。
可音の気持ちに気づいた孫左衛門の心は揺れる。。

この作品全体に描かれるのは、「忠義」である。
しかし、現代に生きる私は、それを理解できない。
ぼろぼろの中年に恋する、美しき娘のことも、理解できない。
それゆえに、物語に入り込むことが、どうしてもできない。
ついてに、画面にかぶさる前列の人の頭も気になって、余計に集中できない。

そんなわけで、物語の何も理解できないまま、上映は終了してしまった。
思い返してみれば、画面の美しさなど、すばらしきところも思い出せるのであるが…。

非常に残念なことである。

しかし、終盤、会場からは、涙をすする無数の声が聞こえた。
隣にいた母も、多分泣いていた。
会場には年配の方が多かったように思う。
要するに、年配受けする作品ということか。

「忠義」という言葉が理解できるお方には、おススメできるかな?


ちなみに、この日の会場は九段会館という、九段下駅からすぐのところにある、古きよき建物であったが、
3階席まであり、1000人以上を収容する建物ゆえか、とにかく画面がみにくかった。
どこに座ろうと、前列の人の頭が画面中央にかぶさりそうな会場である。
あそこで洋画を見るのは不可能であると思った。
字幕が半分以上、読めない。


突然、星採点を始めてみようと思う。5段階の。

★★☆☆☆
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by kutuganaru | 2010-12-10 18:50 | 映画